こどものオンラインゲーム
掲載日:2023.09.14
相談内容
小学生の娘に自分のスマートフォンを利用させていたところ、気づかないうちにオンラインゲームへの課金を行っていました。スマートフォンの契約者である夫に高額な請求があったことで気づき、娘に確認したところ、課金を認めました。
未成年者であることを理由に課金を取り消すことは可能でしょうか。
アドバイス
未成年者の課金行為については、民法の規定に基づき未成年者取消権の主張することが可能ですが、ゲームの運営会社やプラットフォームの対応は、個別の事例により異なります。そのため、事例によってはゲームの運営会社やプラットフォームが返金に応じない場合もあります。
日ごろから、家族でゲームの遊び方を話し合うとともに、ペアレンタルコントロールを使う、キャリア決済の限度額を下げる、クレジットカードの管理を徹底する、利用明細を毎月確認するなど、トラブルにならないよう気をつけましょう。
※プラットフォーム
ゲームをプレイするための基盤・環境のこと
※ペアレンタルコントロール
こどもが利用するスマートフォンやゲーム機などの端末に対し、あらかじめ利用できる機能に制限をかけること