2024年以降の固定電話について
掲載日:2022.09.12
相談内容
数日前、自宅の電話に回線の工事業者を名乗る者から電話があった。話を聞くと、私の自宅の固定電話は工事をしないと2024年以降使えなくなる、電話を使い続けるためには新しい電話機の購入と電話回線の工事が必要で、近隣の住民全員に案内していると言われた。
後日、自宅に訪問して改めて工事の契約をしたいと言われたのでその時は了承したが、電話を切った後、工事業者が言っていた内容が事実なのか不安になった。
工事業者が言っていた内容の真偽と、今後の対応について相談したい。
アドバイス
固定電話サービスを提供する企業の局内設備が、従来の通信網からIP網に切り替わりますが、手続きや自宅での工事は不要です。また、アナログ回線のお宅も、現在ご利用中の電話番号や電話機はそのまま使えます。ご自宅の電話機の交換や電話回線の工事、切り替え手続きは必要ありません。今回の工事業者を名乗る者からの電話は、上記の設備切り替わりに乗じた悪質な勧誘業者によるものと思われます。
業者がご自宅を訪問した場合は、電話機の購入、電話回線の工事はしない旨を伝え、契約を結ばないようにしましょう。
業者と契約する意思がないことを伝えてもなお、強引に契約を勧められた場合は、警察に連絡しましょう。
困ったときは、千歳市消費生活センターにご相談ください。